雨、降って来ましたね。
出かけるときには降ってなかったけど、一応傘を持ってジムに行ったのは正解でした。
家を出てちょっと広い通りに出るところで、同じ営業所に最近入った20代の女の子が、配車アプリで呼んだらしい女性を乗せて行くのを発見。
休みの日にそこかしこで働いてる同僚を見かける仕事って、他にはなかなかないですよね。
タクシードライバーになったばかりの頃、休日にたまたま仲のいい同僚の営業車を見かけて「あっ、○○さんだ! やっほー(^^)ノシ」と歩道から手を振ったら、空車だった彼はそのままハザードを焚いて私の目の前に停車しました。
「なんや、客かと思ったらCちゃんかい」と笑ってくれましたが、ぬか喜びさせてしまって申し訳なかったので、以後知り合いを見かけたときには「おっ、頑張れ頑張れ~」と心の中で声援を送るに留めています。
昨日は車の定期点検で30分ほど営業時間をロスしての出発でしたが、しょっぱな博多駅前のホテル日航から大濠公園に英語が堪能な中国人のご家族を乗せて行き、降ろした先でまた中国人を乗せて天神へ。
日航、オークラ、ニューオータニ、グランドハイアットといった老舗をはじめとして、最近できたリッツカールトンなどの格式あるホテルは、待機のタクシーがいないとスタッフさんがタクシーを止めに出てくるんですよね。
傘が意味を成さないような横殴りの雨の日でもずっと道路端に立って手を上げ続けているので、そのホスピタリティーたるや本当に頭が下がります。
最初に乗せたご家族のお父さんは日本大好きで、もう何度も遊びに来ているということでした。
東京の駅が大きすぎて迷子になり、地上に出たいだけなのに気がついたらデパ地下を彷徨っているという話で盛り上がりました。
日本人でも高難易度のダンジョンですから、外国人旅行客外国の混乱ぶりは計り知れません。
「福岡には今回初めて来ましたが、東京や大阪に比べると、静かでいいですね」というお父さん。
鹿児島出身のCちゃんは、福岡も全然都会だと思います。
なんなら天神地下街でも迷子になります(小声)
クルーズセンターに大型客船が止まっている間は、目に見えて観光客が増えます。
全長347.11m、定員5,622人のSpectrum of the Seasを初めて目にしたときは、海に浮かぶ団地じゃん……と馬鹿みたいにぽかんと口を開けてその大きさに圧倒されました。
しかも屋上にウォータースライダーが見えるんですよ。楽しそう!
いつかCちゃんもお金を貯めて、豪華客船で優雅に海外旅行してみたいものです。