12月後半の土曜日ということで、昨日は終日よく手が上がりました。
が、日中は思うように売り上げが伸びずフラストレーションが溜まりました。
乗せるのは簡単なのですが、街中はどこにハンドルを切っても渋滞に次ぐ渋滞で、普段なら10分で行ける道に20分かかったりもしました。
日中伸び悩んだ売り上げは、夜になって道が空いてから挽回しました(`・ω・´)
22時以降は2割増し料金に加えて、複数人のお客さんがA町→B町→C町と経由して帰ることが多いので距離が伸びやすいのです。
お客さんに聞いた話では、一人で手を上げている人の前を通り過ぎて、その向こうで手を上げている団体の前で停車する計算高いタクシーもいるのだとか。
手前のお客さんが、ひょっとしたら県外に帰るかもしれないのにね。
それに「○○タクシーめ、私を無視して奥の団体客を乗せやがって! 貴様のタクシーにはもう乗らん!」と悪印象を与えること請け合いなので、Cちゃんはそういうことはしません。
しかし空車が目の前を通り過ぎたからと言って、必ずしも故意に無視されたとは思わないでください。
・配車を受けた乗務員が予約車表示にするのを忘れている。
・予約車表示にする前に手が上がった。
などが考えられます。
賃走表示とお客さんを降ろしてからの空車表示はメーター操作で勝手に切り替わるのですが、予約車表示は乗務員が手動で切り替える必要があります。
ときには目の前の信号が青になった瞬間に配車が落ちてくることがあって、「待って待ってこれどっちに曲がればいいの!?」と慌てた結果、表示板の切り替えが完全に頭から吹き飛んでしまうことがあります。
走り出すタイミングでお客さんから細かくルートの指示を受け、そちらに意識を集中した結果実車ボタンを押し忘れる現象と通じるものがありますね(;゚Д゚)
余談ですが、配車をキャンセルされてからなかなか流しで乗せられないと思っていたら、ずっと予約車表示のままだったということもあります。
ただドライブしてただけじゃん……と割と本気で凹みます(笑)
また、配車を受けて了解ボタンを押した瞬間に目の前で手が上がるということも珍しくありません。
一応了解ボタンを押す前に「乗りそうな人いないかな?」と前方に目を凝らしてはいるのですが、お客さんも全員が遠くから手を上げてくれるわけではありません。
タクシーが十分に近づいてから「よし、空車って書いてあるな」とお客さんが手を上げるタイミングと「よし、誰も乗らないな」と乗務員が予約車ボタンを押すタイミングが重なってしまうことがあるのです。
別にあなたの風体を見て慌てて予約車表示に切り替えたわけではないのです。
乗務員も「ぬあああ乗せたかったー!!」と思いながら行き過ぎているので、そこは大目に見てやってくださるとありがたいです。