見て見てー!
昨日の夕方に撮った、お手本みたいな入道雲!
「濃密泡が毛穴汚れに密着」ってナレーション付きで洗顔料のCMに使えそう(笑)
9月も終わりに近づいているというのに、写真だけ見れば7月の朝みたいです。
みんなも夏休みと勘違いしたのか、昨日は平日だというのに週末並みの人出でした(@_@)
目標は1時間に2件なのですが、3件も4件も上がる上がる!
思わず「平日だよね?」とスマホの待ち受けを確認したくらいです。
夜も普段なら日付が変わった時点でだいぶ落ち着くのですが、昨晩は4時までずっと手が上がり続けました。
距離もちょこちょこ長いのが出て、中州から乗ったおじさん2人とおばさん1人を那珂川まで送ったりしました(約5千円)。
中州から那珂川までは南へ10キロほど進むのですが、おじさんの一人がかなり酔っぱらっていて、半分も進まない内から大きい交差点にさしかかるたびに「ここ左!」と繰り返しては他の二人に「まだでしょ!」と笑われていました。
助手席に座っていたおじさんを上白水で降ろすと、車内には呂律の怪しい酔っ払いおじさんと優しそうなおばさんが残りました。
「じゃ、すみませんが道善の方まで」とおばさん。
「かしこまりました。お二人ともそちらで降りられますか?」
「いえ、一人だけです」
「ちなみにどちらの方が……?」
「あ、彼が先に降ります」
「分かりました」
顔には出さずに、ほっと胸を撫で下ろします。
助手席の後ろに座っているおばさんが先に降りてしまい、住所を言えるかも怪しいおじさんと二人きりになってしまうのではと心配していたのです。
指示通り道善で酔っ払いおじさんを降ろしたあと、最後に今光へ。
「今光、ですか? それって遠回りですよね。今光から道善に行った方がよかったんじゃないですか?」
尋ねるCちゃんに、おばさんはくすくす笑います。
「本当はそうなんだけどね。今のおじさんと飲むときは、必ず彼を先に降ろすことにしてるのよ。俺が最後でいいとは言ってくれるんだけど、あの調子じゃ……ねえ? そんなに離れてるわけじゃないから気にしないで」
「た、助かります~!!」
と、思わず本音が出てしまいました。
ぐでんぐでんに酔っぱらったお客さんを強引に押し込まれ、これまで何度泣きを見てきたことでしょう。
何度も礼を言うCちゃんに、おばさんは「タクシードライバーさんって大変よねえ」と朗らかに笑いました。
もはや後光が差して見えます。
うちに帰るまでが遠足です、と我々小さい頃から先生に再三言われてきたじゃないですか。
それは飲みだって同じこと。
ちゃんと帰りの面倒まで見てあげてこそ本当の友達だと思うんですよね。
何よりおばさんが酔っ払いおじさんに腹を立てるでもなく、彼がマンションの中まで入っていくのを「しょうがないわねえ」みたいな顔で見守っているのを見たときに、すごくいい関係だなあと思ったんですよね。
Cちゃんもかくありたいものです。