昨日はすごーーーーーく暇でした。

最終的にやっとこさ5万は超えたんですが、「今日こそ過去最低記録を叩き出してしまうのでは……?」と戦々恐々としていました。

唯一救いがあるとするなら、出庫する前から今日は暇だと分かっていることでしょうか。

連休最終日の夜と、明けて最初の平日はそりゃもう暇です。

GWや冬休みといった大型連休明けに至っては一週間くらい暇になります。

駅も空港もタクシープールはぎっちりですが、コンサートに旅行にと列を作っていたお客さんの姿はもうありません。

こんなとき個人タクシーだったら「明日から頑張るか……」で自宅に引き返せるのでしょうが、暇だと分かっていても出庫しなければならないのが会社勤めドライバーの辛いところです。

 

隔勤になってすぐの頃、「隔勤なら5万は稼がないとね~」と先輩ドライバーが言う言葉に周りの人々も頷いていて、「そうか、5万が最低ラインというのが共通認識なのか」と胸に刻んだので、平日目標の6万には届かずとも、5万は絶対に稼いでくるようにしています。

5万を超えてさえいれば6万には届いておらずとも渋い顔で帰庫しますが、そうでなければぎりぎりまで粘ります。

「スリザリンは嫌だ……スリザリンは嫌だ……」の「5万以下は嫌だ……5万以下は嫌だ……」バージョンです。

そんなわけで、3時40分に乗って来てくれた眠そうなお姉さんには本当に感謝しています。

眠そうなというかほとんど眠っていて、「これ、まだまっすぐですか?」と確認するたびに「んあっ? あー……左」と不機嫌そうに教えてもらっていたのですが、「ご乗車ありがとうございました!」と手を握らんばかりの笑顔で挨拶すると、虚を突かれたような顔で「こ、こちらこそ……」と言って降りて行きました。

余談ですが、眠気で不機嫌な人も「遅くまで大変でしたね」とか「ゆっくり休んでください」と一声かけると、急に眉間の皺を開いて「ありがとうございます」「お姉さんも頑張って」と答えてくれます。

みんな体以上に心が疲れているんでしょうね。

 

彼女を降ろしてから祈るような気持ちで合計金額を確認したら50,020円になっていて、思わずガッツポーズ。

「よっしゃ帰るぞー!!」とUターンをかました所にお兄さんが立っていて、最終的に約51,500円になりました。

しかも営業所の方向だったのでラッキー♪

それまで暇だったのに、いざ帰ろうという段になって営業所とは反対の方向に長距離飛ばされることって、結構あるんです(;^ω^)

「ありがとうございます! お客様のお陰で目標金額達成です!」っていうのはお客さんも嬉しそうにしてくれるので積極的に伝えるのですが、「帰る方向に乗ってくださってありがたいです!」とは言わないようにしています。

Cちゃんだったら、「じゃあ無料にしてくれよ(^v^)」って思っちゃうので(笑)

でも本当はとっても感謝してますよ♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA