ちょ聞いて聞いて聞いて!
今日ね、同僚と4人でPayPayドームに野球観戦に行ったんですよ。
この4人で野球観戦に行くのは今回で3度目です。
前の会社から一緒に今の会社に移った松永氏とは元から仲良しですが、中西さんと大塚くんとは野球観戦を通じて仲良くなりました。
野球大好きな中西さんが大塚くんと松永氏に声をかけ、松永氏がCちゃんに声をかけてくれた感じです。
ホークスの本拠地である福岡に住んでいながら、Cちゃん、実は野球にそれほど強い関心はありませんでした。
でも野球に詳しい中西さんの解説を聞きながらわいわい観る野球はとっても楽しいです\(^o^)/
今回彼が予約してくれたのはホームランシート。
4人でテーブルを囲んで座ることが出来るので、ピザやポップコーンを買い込んでさながらパーティー会場のようになりました。
揃って中西さんが持って来てくれたユニフォームに袖を通し、距離近いねー、臨場感あるね、と興奮しているうちに試合開始。
1回の表から日ハムに2点取られたものの、ホークスも負けてはいません。裏で3点を取り返します。
いやー、今日の試合は盛り上がってるねえとはしゃぎながら迎えた3回の裏でそれは起こりました。
カキンと小気味よい音がして、山川選手の放った30号ホームランがぐんぐんこちらへ伸びてきます。
なんとそのときCちゃんは、たまたま中西さんのキャッチャーミットを左手に嵌めて、壁際で謎の踊りを踊っていました。
そこへボールが綺麗な放物線を描いて飛んできて――
スパン!
と伸ばした左手の中に収まりました。
あんまりまっすぐこちらに飛んできたので、飛んだり跳ねたりせず、タクシーを止めるが如くただ左手を上げて立っているだけでよかったです。
わーっと周りの人たちが集まって来て、ハイタッチが始まりました。
高校の体育でソフトボールをかじっただけのCちゃんが、まさかホームランボールをキャッチするとは……自分でもびっくりです。
ミットを嵌めていなかったら、頭を抱えてわーわー逃げ惑ってたでしょうね(笑)
残念なことに一緒に見ていた3人の誰もカメラを回していなかったのですが(そりゃそうだ)、キャッチする瞬間が後でYouTubeにアップされていました。
う、嬉し~い!
一気に山川選手のファンになりました。
素敵な思い出をありがとう……!
コメントを読んでいたら、どうも不調が続いていた選手らしいですね。
すごく練習を頑張っていたらしく、その努力が報われた一打がこの手に収まったのかと思うと感激も一入です。
新人賞の一次選考落ちで凹んでいたCちゃん、頑張ればちゃんと努力は実るんだ、と励まされた気分でした。
その後は互いに0点のまま回を重ね、このまま3点差でホークスの勝ち逃げかという雰囲気が漂い始めた頃、9回の表で日ハムが6点を追加する快進撃を見せ、試合そのものは逆転負けで終わってしまいました。
正直悔しいです。
でも、私にとっては最高の試合でした。
これからどれだけたくさんの試合を見ても、今日の試合のことは絶対に忘れないでしょう。
ボールを受けた親指の付け根がじんと痺れる感じを、今でもちゃんと覚えています。
おまえも頑張れよというメッセージをもらったつもりで、めげずに小説を書き続けます!
山川選手も頑張って~!